ハイエンドワークスーテションに匹敵する性能。ThinkStation P520のスペック情報
レノボが今年の2月に発表したThinkStation P520はメインストリームマシンとしてハイエンドモデルに迫る勢いのスペックを兼ね揃えています。
3D CAD、映像編集、レンダリング処理などの用途に応えるために、CPUにXeonを採用し、GPUにはNVIDIAのQuadroを搭載するなど高いスペックを実現しています。
また簡単ににRAID構成を構築できることから、データの保護や障害発生時からの復旧ができ、業務への影響を最小限にとどめることができる設計となっています。
ThinkStation P520のスペック
- OS:Windows 10 Pro for Workstations 64bit
- CPU:インテルR XEONR W プロセッサーシリーズ
- GPU:最大NVIDIAR QuadroR P6000またはQuadro GP100搭載可能
- メモリ:最大256GB(DDR4 2666MHz)
- ストレージ:5.25インチ×2基、3.5インチ×標準2基(最大4基)、オンボードM.2 SSD×2スロット
- 拡張スロット:PCIe×16×2、PCIe×8×1、PCIe×4×2、PCI×1
- I/F:USB 3.0×8(前面:4、背面:4)、USB 2.0×2(背面)、9in1メディアカードリーダー、有線LANポート、PS/2ポート×2(マウス,キーボード用)、DVDスーパーマルチ・ドライブ
- 電源容量:690Wまたは900W
- 本体寸法:165 × 460 × 440mm
メインストリームでこれだけのスペックを確保するというのは異例と言えるでしょう。
他のメーカーであればハイスペックに分類されるような高スペックとなっており、レノボがそれだけスペックにこだわった戦略を立てていることが分かります。
ThinkStation P520の実質販売価格を調べてみました。
レノボから発売されているThinkStation P520はいくつかのモデルがあり、それぞれ価格が異なっています。
代表的なモデルについて、レノボ直販サイトのクーポン適用後の価格を見てみましょう。
※レノボ ThinkStation P520のクーポンはこちらから⇒レノボ クーポン入手ページ
ThinkStation P520:スタンダード
販売価格:¥284,040 eクーポン適用後:¥213,030 割引額:¥71,010
ThinkStation P520:医療系デジタルイメージング向けスタンダード
販売価格:¥494,640 eクーポン適用後:¥370,980 割引額:¥123,660
ThinkStation P520:金融トレーディング/分析向けエントリー
販売価格:¥495,720 eクーポン適用後:¥371,790 割引額:¥123,930
ThinkStation P520:解析/CAE向けエントリー
販売価格:¥535,680 eクーポン適用後:¥401,760 割引額:¥133,920
ThinkStation P520:4K編集/3DCG制作プレミアム
販売価格:¥560,520 eクーポン適用後:¥420,390 割引額:¥140,130
このようにメインストリームとは思えないようなモデルが多数ラインナップしており、価格もスペックに合わせて高くなっていますが、その分だけクーポン適用時の割引額も高くなっていることが分かります。
2018年5月現在でレノボ直販サイトでのみ購入可能となっています。
自分の用途に合わせた高性能マシンを安価で購入したいと考えているなら、ThinkStation P520から選んでみてはどうでしょうか。
しかも拡張性があるので、スペックを抑えて購入しても、あとから増強できるので将来的にも安定して使用できると言えるでしょう。