AIを活用した各種機能が利用可能になったレノボの新型Chromebook
Lenovoから2024年7月に「IdeaPad Slim3i Chromebook Plus Gen8」が発売になりました。
従来のChromebookのスペック面を強化したモデルとなっており、新カテゴリーとして「Chromebook Plus」となっています。
AIを活用した各種機能が利用できる
消しゴムマジックやビデオ通話における音声、画像補正などのAI活用を利用できるのが「Chromebook Plus」としての要件となっています。
Lenovoではこの要件を満たすために、CPUやディスプレイなどを改良し、ChromeOSで動作する際に高い親和性を持たせることに成功しています。
IdeaPad Slim3i Chromebook Plus Gen8の主なスペック
- OS：ChromeOS
- プロセッサー：インテル Core i3-N305 プロセッサー
- メモリ：8GB（LPDDR5）
- ストレージ：128GB (eMMC)
- ディスプレイ：14.0型 FHD IPS液晶、マルチタッチ対応（10点）
- インターフェース１：USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、HDMI
- インターフェース２：マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- バッテリー駆動時間：約11時間
- 本体寸法：約324.4×216.2×19.3mm
- 本体質量：約1.5kg
レノボ、パフォーマンスを強化したChromebookの新カテゴリーモデル「Lenovo IdeaPad Slim 3i Chromebook Plus」発表 より引用
「そんなにスペック高くないのでは？」と思ったあなた！
そうです、CPUはCore i3-N305ですから、抜群にスペックが高いか？と言われると、パソコンとしてみた場合はそこまでではありません。
しかしこれはChromebookなので、モバイル向けプロセッサーとしては高いスペックに分類されます。
また、ChromeOSではWindowsのように高いスペックを必要としない面もあるので、Core i3-N305でも十分に高いスペックを満たしていると言えるのです。
IdeaPad Slim3i Chromebook Plus Gen8のクーポンと実売価格情報
IdeaPad Slim3i Chromebook Plus Gen8は、今のところAmazonでのみ販売されていることは確認できています。
型番は83BN002WJPとなっており、Lenovo直販サイトでも対象モデルの販売は行っていないため、Amazon専売になっているものと考えられます。
よって残念ながらクーポンは発行されていません。
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で、大事な実売価格ですが、Amazonでは￥82,280税込となっています。
ポイントが1％に当たる823ポイント付きます。
Chromebook Plusに対応していてこの価格というのは、お得なのかもしれませんが、Amazon専売ということで価格競争が働かないのは残念で仕方ありません。
せめて量販店モデルも出してほしかったところですが、そのあたりはLenovoだけでなくGoogle側の思惑もあるのかもしれません。
いずれにしても、価格の低下は期待できませんからChromebookを新しくしたいという方は価格ではなく、同じレベルのスペックと照らし合わせてお得かどうかを見極めることになりそうです。
今後、直販モデルや量販店モデルが出る可能性は否定できませんが、発売してあまり時間が経過していないので、しばらくは見込めないのではないでしょうか。
